•  皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 1999年にシステムエンジニアとして就職して2004年に副社長と二人で起業し、今なお元気に仕事をさせていただいてることに、これまでご支援いただいたすべての皆様に改めて感謝を申し上げます。

     まだ20代だったころ、触れたばかりのIT・インターネットの可能性にワクワクが止まらず起業したことを覚えています。そして今でもまだ、ワクワクしています。気づけばもう20年この業界に身を置いておりますが、この20年の社会の変化や弊社の取り組みの変化は、サラリーマンの私には全く想像できないものでした。古き良き日本の仕事のやり方が好きになれず、やらされ仕事で創造的な思考が停止していたからです。そんな仕事を続けている間に転機が訪れました。自分でお客様と話をして、提案して、自分で開発できる仕事が与えられました。規模は大きくはありませんでしたが私にとっては本当にポジティブにワクワクしながら仕事を完了できました。その時にITの可能性に加えて、IT技術者がどれだけクリエイティブで楽しい仕事であるかを理解し、その将来性と楽しさを伝えることで新しい時代のITエンジニアを育成できるのではないかと思い、起業させていただきました。


起業以来多くのエンジニアを育成してきました。そのほとんどが未経験者からのスタートです。15年以上にわたって試行錯誤してきた結果、弊社の採用から教育への流れは高いレベルで維持できるようになりました。システム開発事業においてはこれまで様々な技術で企業システムやITサービスを構築してきた中で、2010年辺りからRuby on Railsを積極的に提案し始め、2015年にはほぼすべての案件をRuby on Railsにすることができ、営業・人材育成・品質保証においても非常に効率的に進められるようになりました。大きなサービスや製品を持たない弊社の強みは採用力、独創性、技術力、サービス精神です。そのすべてがお客様との長い信頼関係と従業員を中心としたヒトのポテンシャルとバイタリティに依存します。技術会社である弊社はこれからもヒトへの教育と健康への投資を惜しまないことで、市場での優位性を確保していきたいと考えています。そして今、その中からイノベーションを生み出せる力をため込んでいます。その一歩としてスマートフォンアプリを含めた独自サービスの開発をスタートさせ、オフィスを2倍に増床し、技術者30名体制に向けて動き出しました。

 新しい時代の要求にも柔軟に応え続け、すべてのステークホルダーに豊かになっていただくために、これからも全力を尽くして参る所存でございます。引き続き株式会社ラグザイアにご期待ください!

令和元年五月
代表取締役 毛利 良相

ラグザイア